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逓減定期保険


ファンシーな千円逓減定期保険とは、保険料は一定額で保険金がしだいに減額していくものです。主に中高年層をターゲットとして、各社から販売されているものです。いろいろな種類がありますが、その中の代表的な2つのタイプの特徴をとらえておきましょう。

逓減定期保険のしくみ

一気に減額タイプ

一つの保険期間内で、毎年、保険金を最高額(契約当初の額)から最低額(最高額の20%としているものが多い)まで、一気に減額してしまうタイプです。そこで、短期の保険期間であれば毎年の減額は急激となり、長期のものであれば、毎年の減額はなだらかなものとなります。また、契約後、一定期間(2年ないし3年)経過後は、終身保険などへの変更が可能なものもあります。

だんだん減額タイプ

一つの保険期間(10年としているものが多い)での保険金の減額を、最高額の約6割程度までとし、自動更新を繰り返し、保障額をだんだんと最低額まで落とすタイプです。なお、自動更新では、逓減定期保険への更新のほか、普通の定期保険などへの変更が可能なものもあります。

保険料の安さが魅力的

逓減定期保険では、保障額は逓減しますが保険料は一定です。そして、普通の定期保険(平準定期保険ということもあります)と比べて、保険料が定額になっているのが大きな特徴です。

(保険期間20年)

契約時の年齢 平準定期保険(a) 逓減定期保険(b) 比率(a/b)
35歳 6,510円 3,180円 49%
40歳 9,000円 4,170円 46%

※B社 例 保険金3,000万円(逓減定期保険は契約時額) ・男性・口座振替月額
※平準定期保険は無解約返戻金型、非喫煙者割引特則付加の保険料率。
※逓減定期保険は非喫煙者優良体保険料率。

高額な保障額が、どうしても必要な時期もあれば、それほどでなくともよい時期もあります。逓減定期保険とは、ライフサイクルの変化に応じて、合理的な保障を追求したものです。活用例としては、次のようなものが考えられます。

活用例5 もう少しで独立し、社会人になるお子さんを抱える中高年の人

北海道の(株)C社に勤務するSさんは45歳。今年、長男の真一君が東京の私立大学に入学。お父さんとしては合格はうれしいけれど、入学金や学費、生活費などを考えると、「お金」のほうはちょっと大変。でも数年たてば、真一君も独立するので、保障額は少なくても構いません。こういう人に逓減定期保険は向いています。

契約当初は逓減しないタイプもある

逓減が始まるまでの一定期間(5年または10年)は保険金額が変わらず、以降の保険年度から逓減するタイプもあります。


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