生命保険は長期にわたる契約です。ライフサイクルの変化に伴い保障ニーズも異なってくるので、ときおり、保障内容を見直すことが大切です。これを、生命保険の見直しといいます。その代表的な方法をみてみましょう。
中途増額
中途増額とは、現在の契約に定期保険を特約として上乗せし、死亡保障だけを大きくするものです。
保険種類を変えずに死亡保障額だけを増額する場合、一般には、転換よりも中途増額の方が割安となります。
特約の中途付加・変更
特約の中途付加・変更とは、現在の契約に医療関係の特約を付加したり、本人だけでなく家族も保障するタイプの特約への変更などをするものです。
契約年度 | 保険料 |
---|---|
1990年 | 322円 |
1993年 | 302円 |
1994年 | 302円 |
1996年 | 284円 |
1999年 | 253円 |
※特約の保険料は、付加時の年齢で計算されます。
※告知(または医師の検査)が必要です。
※保険種類や保険会社によって取扱いが異なります。
追加契約
これは、現在の契約はそのまま継続し、新たに生命保険に加入するものです。新たな生命保険の保険料は、その契約時の年齢により計算されます。
ご自分にぴったりですか
独身者やOLは、一般に、高額な生命保険は不要です。しかし時々、高額な契約や同様な保障内容の保険をいくつも契約している方をみかけます。保障額は、高額なほどよいというものではありません。自分に必要な金額であればよいのです。あまりに高額な場合には、中途減額などで適正な金額にしておきましょう。