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保険契約の失効と復活


お金を考える加入していた保険契約が失効してしまった場合でも、保険料が支払えるようになれば、保険契約を復活してもとの有効な状態に戻すことができます。どんな場合に保険契約が失効するのか、また復活とはどのような制度なのか見てみましょう。

 

保険契約の失効

○保険契約が失効するのはどんな場合か

①保険料払込みの猶予期間が満了しても保険料の払い込みがなく、かつ、②保険料の自動振替貸付も行われていない場合、保険契約は失効します。

○保険契約が失効するとどうなるのか

保険契約が失効すると、失効の日から保険契約の効力が失われ、保険会社は保険金の支払義務を負わないことになります。

保険契約者は、解約返戻金を受け取るか、復活の手続きをとるか、いずれかの方法を選択することができます。

 

保険契約の復活

○保険契約の復活とはどんな制度か

それまで加入していた生命保険契約が失効した場合、失効後一定期間内であれば(保険会社によって異なりますが、通常3年)、保険会社の承諾を得て、それまでの延滞保険料を払込み保険契約を有効な状態に戻すことができます。これを保険契約の復活と呼びます。

ただし、保険契約の失効期間中に保険事故が生じた場合、保険会社は責任を負いません。

復活の際の責任開始時期:
責任開始時期は、失効中の延滞保険料が保険会社に支払われたとき、または被保険者に関する告知が保険会社になされたときのいずれか遅いときからとされています。

復活の方法:
復活の申し込みがあれば、保険会社は加入時と同様に告知の手続きをとることになります。したがって、保険会社の指定した医師の診査が必要となる場合があります。

復活ができない場合:
保険契約の失効の際、解約返戻金を受け取った場合は復活を申し込むことはできません。

 

復活にあたって注意すべき点

①告知義務に注意
復活の際にも、加入時と同様に告知義務が保険契約者に課されます。告知義務に違反すれば、契約が解除され、保険金が支払われないことになります。

②2年以内(保険約款による)の自殺は保険金が支払われない。加入時と同様、復活の責任開始時期から2年以内の自殺は保険金が支払われません。


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