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変額保険を選ぶときの比較ポイント


ホワイトボード下げ男変額保険は、定額保険といわれる一般の終身保険などとは異なる性質をもった保険です。変額保険は本来、短期の利回りを前提としたものではなく10年から30年という長期で考えるべき保険です。変額保険の概要と、比較するポイントを見てみましょう。

 

変額保険とは?

変額保険とは、死亡保険金の基本保障はありますが、保険料の運用実績により保険金が増減する保険です。

変額保険は運用成果が期待できる反面、投資の危険性も大きいため、ハイリスク・ハイリターンの保険商品ということができます。定額保険とは別に、特別勘定によって運用されます。

積立金 株式・債券などの有価証券に投資して運用
運用の成果
上がる → 保険金額が増える
下がる → 保険金額が減る

 

変額保険の保障内容

変額保険は死亡保障を基本にしており、一生涯の保障を行う終身型変額保険と満期までの保証を行う有期型変動保険があります。どちらも保険料は定額保険と比べると割安になっています。

終身型変額保険は被保険者の死亡時に基本保険金と変動保険金の合計額が支払われます。有期型変額保険では満期時に変動保険金だけが支払われます。基本保険金が支払われるのは保険期間中の死亡時で、基本保険金と変動保険金の合計額が支払われます。

・変額保険と定額保険

変額保険 定額保険
死亡・高度障害保険金 資産の運用により毎月増減する(契約時の保険金額は保証) 一定金額が保証される
満期保険金 資産の運用により増減する(保険金額の保障はない) 一定金額が保障される
解約返戻金 資産の運用により毎日変動する(金額の保証はない) 保険料払込期間に基づいて計算された額が保障される
資産の運用・管理 特別勘定 一般勘定(予定利率の保証がある)
資産運用リスクの帰属 契約者の自己責任 保険会社の責任

 

加入の際には長期の運用を考えて

現在の超低金利の下、経済もデフレ傾向にある状況では変額保険は魅力に乏しい保険と考えられますが、10年から30年という長期で見た場合にどうなるかは加入者の判断によるでしょう。いずれにしてもハイリスク・ハイリターンの保険である以上、保険の主力になるとは考えにくい保険商品です。

 

変額年金保険の特徴

2002年から銀行の窓口でも販売されているのが変額年金保険です。公的年金を補完する保険商品として扱われていて、ほかの変額保険と同様、運用成果に応じて受け取る年金額が変動します。

年金支払が開始されるまで積立金が特別勘定で運用されるのは他の変額保険と同様ですが、年金支払開始日以降はそれが一般勘定に振り替えられ、受け取る年金が確定します。年金額は、それ以降は一定になります。

変額年金保険は運用益がある場合には複利運用され、年金を受け取るまでは非課税扱いとなる税制上の利点があります。


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